26.5.29畑宮ささの 王ステ LIVE 2026 レポート

ともに創る

 

 

 

 

 

 

王ステLIVE2026のレポートを描かせていただきました、畑宮ささです。

 

なんといってもLIVEの良さは、旧作を再び体感でき、登場人物達に出会えること。
好きな作品をもう一度浴びたかった皆様にも、旧作を生で観ていない新規の皆様にも手厚い。

 

幸いにも前回の楽しさを体感していたので、LIVE2026の開催が決定した時から大興奮でした。
思いが溢れすぎて本作レポートが下書き段階で、14頁に及んでしまい、「さすがに長いです」とご指摘を受けて泣く泣く8頁まで削ったほど。
本当は1曲につき1枚は語りたいことがある、それほどのボリュームのLIVEでした!

 

悲劇を生き、命を落とした者を再び集めて舞い歌わせる。
確かに悪魔が喜びそうな遊びです。当日は聞こえてきた悪魔の声にとても驚きました。
豪華なOP映像のあと、「薔薇色の人生」と「黄金は闇に煌めく」の豪華な導入。
曲順、演出、歌割り、殺陣、魅せ方全てがとことん考え抜かれた作りでした。
なにより待望のアラブの王がとても効果的に降臨されて、とことん振り切って下さったおかげで、こちらも思いきり楽しむスイッチを入れられた気がします。

 

王ステは、背景映像を使わず演出でシーン展開を表現されている所がとても好きですが、こだわりの映像が映し出されるのもLIVEならでは。
「死神の伝承」では葬列の舞台装置にキャンドルのように炎が灯り、
「花は枯れない」での美しいけれど不気味に歪み揺らぐ花々、
「革命」で炎に包まれていく革命軍の旗…どれも胸に突き刺さるので、応援上映会や円盤で是非背景にも注目してみて下さい。

 

生歌で世界最速披露をされた歴代OPの5th verにも、きっと皆様も驚かれたと思います。
「インフェルノ」に「死して永遠となれ」、続く名曲「ワーテルヘーゼン・ヨーソロー」。
黎明を敢えて飛ばして、「花は枯れない」へ。
悪魔のデュエットパートを、多くの命を見送り、或いは刈り取った二人が歌い上げるのも感慨深かったです。
オリジナルキャストではなくても、この人物がその歌詞を歌うことに納得しかないこだわりの歌割り。
ブーケ、武器、花束の受け渡し、様々な事に意味を感じて思いを馳せることができる演出にも、
良い意味で予想が裏切られ、期待以上のものが次々と披露されて楽しいやら息を飲むやらでした。

 

美しい師弟デュエットと、こちらまで嬉しいサーヴァントソングで大盛り上がりしたあと、
「夜のワルツ」「夜の向こうで王となれ」「絶望の花」のジェリコを彩る3曲メドレー。

赤一色の、美麗で苛烈で、残酷で寂しい世界。
あんな所業をどなたが思いついたのだろう…と思いました。
答え合わせは、各俳優さん達による王ステLIVE振り返り配信で!

 

きっと皆様も期待してやまなかった従者王決定戦と、今回も面白すぎた悪魔さんが転んだ。
何が起きるか一切判らない、LIVEならではのこのコーナーがとても好きです。
王ステファンが増えて下さるたび、非収録回のことを口伝するしかないのが歯がゆくて、
このパートだけでも全日程分が円盤に収録されないものかと願ってやみません。
「WW」のルイスのペンライト講座も最高だったので、記憶の限りに形に残させていただきました。
「イケメンソング」に続くLIVE大盛り上がり曲「スパーク」は曲の楽しさもさることながら、
王ステの登場人物が女性と接する時の様子を少し垣間見られる貴重さがあると思っています。
しかし女ちゃんたちとして登場していたサーヴァントさんが次の曲「人類の歴史を変えるのは」では製薬会社の皆さんで登場していることが驚きでした。
その早着替えは『やれない時だってあるはず』には該当しない、『いけるっしょやれるっしょ』の範囲内なんですね?!

 

「悪魔召喚」では女王ステverの美しい旋律が歌われ、ペンライトを赤にすべきか悩みました。
ペンライトといえば、黄昏=霧=白と思い込んでいたのですが、まさかの緑。
しかし緑の光に照らされた革命軍が客席から登場して「化け物」を歌う姿は、この不気味な雰囲気こそ黄昏に相応しいと納得しかない光景でした。
虚でジュスティーヌ大臣が皆を操って戦わせた「思うがままに」は、
ガランの紡ぐ物語として繰り広げられる戦いが執筆を止めて終わる演出として再現され、OPメドレーで始まったLIVEに幕を下ろすのは「革命」と「黒の王」のメドレー。
アンコール「果てしない世界へ」での合唱は、とても嬉しいサプライズでした!
黄昏verにおけるこの曲で、最も必要であろうエヴァンが出演されていない状況で、まさか観客である我々が歌を捧げることになるとは予想できませんでした。
そしてラストを飾る楽曲が「parade」だったのも本当に素晴らしかったです。
俳優さん達もこの楽曲が一番好きだと仰る方が多いこの名曲を、全員が魂をこめて歌い上げられる終幕は、登場人物達から問いを投げかけられているようでした。

 

ニコラ、オリヴァー、セオドア、シオドア、エヴァン、シェヘラ。
また会いたいと願う方、会ったことが無い方にも是非会っていただきたい登場人物が、そして、浴びて頂きたい楽曲が山ほどある王ステ。

 

この楽しすぎる悪魔の遊びを体験してしまった皆様も是非、新たなる生贄の方へ「王ステLIVEはいいぞ!」と伝え続けながら、
きっと本作以上の豪華な宴をまた開催いただけるものと信じて待ちわびつつ、共に旅路を進みましょう。

Illustration  &  Text  畑宮ささ

 

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