26.6.13吉田武寛×高岡裕貴 対談インタビュー【後編】
「ザワザワのまま来てほしい」——リベンジマッチに向けて、ふたりが語る王ステのこれから」
黄昏、葬列、虚——さらに深まる物語
前編に引き続き、作品ごとの振り返りは続いた。
高岡:「蒼穹から黄昏・葬列・虚と、ずっとアツい作品が続いてますよね。黒・星屑でちょっと落ち着いて、屍で激アツになって、そこからもうずっと」
吉田:「黄昏はジェリコを描いた作品だったよね、しっかりと」
高岡:「そうなんですよ。ニコラしかいなかったジェリコに、従者になりたいっていう人が現れて、でも結局受け入れず、どこへ向かっていくんだ彼は……ってめちゃめちゃ思ってます。完全に闇落ちしたジェリコの行く末が、すごく気になる」

吉田:「どこかで描きたいけどね、続き」
高岡:「しかもあそこにはウィリアムが出てきたり、何十年後の子孫のダグラスが出てきたりとか。歴史ってすごいよなって、純粋に思います」
歴史との関わりで印象的なエピソードもあった。王ステを観て歴史の試験に出た問題が解けた、という客席からの声が届いたというのだ。
吉田:「ウィレムの80年戦争のあたりからテスト出たって、ポストしてる子がいて。これは歴史の勉強にもなる(笑)」
高岡:「嬉しい!!勉強になりますよね、王ステ。ただ……人が死にすぎるから、腕も飛んじゃうから……中高生にはちょっと過激かもしれない(笑)」
吉田:「でも最近思うのがさ、鬼滅の刃も小学生大好きだけどガンガン飛んでるし、年齢で分けなくていいんじゃないかなって。この間ある舞台を観に行ったら、往年のファンの方が70代80代くらいで両腕上げて楽しんでてさ。年齢で”若い人しか楽しめない”みたいなことを考えなくていいんだって、すごく思った」
高岡:「確かに。年齢の壁、越えていきましょうってことですよね」
続く『葬列の王』は、橋本真一さんが主演を務めた作品。吉田さんはキャスティング後にこんなエピソードを話してくれた。
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