掛け算の向こう側へ
ACROSS from MULTIPLICATION











































掛け算の向こう側へ
ACROSS from MULTIPLICATION



掛け算の向こう側へ
ACROSS from MULTIPLICATION














































Design Your Live Experience2000年代におけるデジタル革命は、コンテンツの在り方を大きく変えてきました。
音楽・映画・ドラマでは、サブスクリプションサービスの普及に伴い、世界中の名作が安く、早く、どこにいても手に入るようになりました。
「コスパ」や「タイパ」が重視される今、圧倒的なスピードと供給量で、良質なコンテンツが私たちの日常にあふれています。
いつでもどこでも、簡単にアクセスできるコンテンツの数々。
この飲み込みやすさは、サプリメントのような手軽さで、日常にコンテンツを提供し続けてくれています。
さて、われわれが制作するコンテンツは、演劇です。お客様へどのように届けられているのかを考えてみます。
例えば、劇場へ演劇を見に行く。
チケットを取る。スケジュールの調整をする。一緒に行く友だちへ連絡をする。
当日、着ていく服を決め、会場まで移動する。観劇して、泣いたり、笑ったり、物語と推しに心動かされ、物販を買う。
そして観劇後には食事をしながら感想を友だちと語り合う。
そこには、さまざまな“体験”が付随していることに気付かされます。
われわれは、この「一連の体験」こそが、コンテンツ体験の重要な価値だと考えます。観劇に付随するこの体験が充足することで、人生の豊かな記憶として刻まれていきます。
一方、サプリメントのように供給されるコンテンツには、この体験が圧倒的に足りていない。その貧しさに、人々は今、渇望しています。
われわれが創りたいコンテンツとは何か。
機能的な音楽でもなく、バズる動画でもなく、心に残る物語と体験をつくりたい。だから、われわれは演劇を創ります。
そして、演劇を通じて、人生を豊かにする体験をデザインしていきます。
Design Your Live Experience