25.11.11『レタステ』お客様とともに成長する舞台

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“レタステ” お客様とともに成長する舞台──北出流星ロングインタビュー

聞き手:レタステP/語り手:北出流星
2025年より始まった新シリーズ「拝啓、親愛なる魔法使いのあなたへ(略称:レタステ)」で主演を務める北出流星さん。オリジナル舞台に挑む彼は、作品とともに歩み、キャラクターや舞台の魅力をどう形づくってきたのでしょうか。

本インタビューでは、本作のプロデューサーを聞き手に、2026年1月に控える「拝啓、親愛なる魔法使いのあなたへ – GARNET -」の上演を前に、ますます広がるレタステへの思いを余すことなく語っていただきました。
観客と共に作り上げる舞台の楽しさ、オリジナル作品ならではの自由度、そして主演としての心構えにも触れたロングインタビューです。

 

 

レタステP:「拝啓、親愛なる魔法使いのあなたへ」の主演の話を聞いた時どうでしたか?

 

北出:まず、どういったお話か全然想像できなかったんですよね。
もともと王ステシリーズは知っていたので、同じ制作の作品という前情報しかなかったです。でも、王ステは型や殺陣が多い中、僕が主演でお話いただいたレタステは、 歌とダンスや魔法などちょっとファンタジー要素の多いやつでワクワク感が強かったです。

 

レタステP:完全新作シリーズで主演のオファーだったと思いますが、主演のプレッシャーとかありましたか?

 

北出:全然。

 

レタステP:(笑)。

 

北出:多少はプレッシャーはありましたが、それ以上に楽しみの方が大きかったです。
もちろん主演という立場は責任も感じましたが、作品の世界観に早く飛び込みたい気持ちが強かったですね。

 

レタステP:さすがですね(笑)。

 

北出:すみません、Pの前で全然とか言っちゃったり…(笑)。

 

レタステP:全然大丈夫です(笑)。
さて、レタステは同年代の方が多いと思いますが、同年代が多い現場はどうでしたか?

 

北出:そうですね。割と知ってる顔も多かったですが、大樹くん(セツナ役:三原大樹 さん)はお会いしたことなかったので、そことの関係性も含めて作り上げていかないとなっていうところではありました。でも寮長など年上の方も多かったので、引っ張っていこうというよりも、みんなで良い雰囲気で作り上げられたらなとは思っておりました。

 

レタステP:三原さんとの共演は初めてとのことですが、どうでしたか?

 

北出:すごいナチュラルなお芝居だなって思いました。
最近は映像のお芝居が多かったのかな?それも相まってすごくナチュラルに感じました。
例えば僕は年末にゴリゴリな乙女ゲームの作品があったので、温度差がやばいかも!とは思いました。でも、2.5次元作品ではなく、ストレートなので、 逆に大樹くんの芝居にいい意味で引っ張られながら、 一緒にいい作品が作り上げられたかなって感じですね。

 

レタステP:北出さんは常に座組を引っ張ってくれてるなってすごい感じましたし、いろんな作品を経験して揉まれてきた感をすごい感じました。

 

北出:揉まれてきましたね(笑)。

 

レタステP:座組をちゃんと引っ張ってくださっていたので北出さんを慕っている方も多く、特にアメジストの雰囲気は北出さんが作ってたと思いました。

 

北出:引っ張れてましたかね!ありがとうございます。

 

レタステP:今回はオリジナルの作品ですが、北出さんが思うオリジナル作品だからこその良さとかってありますか?

 

北出:オリジナルの良さは、やっぱり制限がないっていうところがいいなと思いますね。
2.5次元になると、どうしても原作ありきになるので、レールがもうすでに敷かれている状態ですけど、 レタステみたいなオリジナル作品に関しては自分で演出家さんや周りのメンバーとも話し合いながら方向性を決めていけたり、”この作品を大きくしたい!”ってメンバーたちと一緒向かえるので、そういった意味では、また2.5作品とは違ったやりがいが感じられます。

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