26.7.2SKETCH Coffee への思い
物語の後の、もう一幕。
ILLUMINUSでは、観劇したあとにも、少しでも長く作品の余韻を楽しんでいただきたいという想いから、さまざまな企画を行っています。
観劇したときの感動を、少しでも長く味わってほしい。
そして、その時間もまた、観劇そのものと同じくらい豊かで、贅沢な時間だと考えています。
観劇後のそんな豊かな時間を、どのようにデザインできるだろうか。
そんなことを考えたとき、頭に浮かんだのが、台本を読みながらコーヒーを飲む時間でした。
小説とは違い、台本には登場人物の台詞や場面の状況が、淡々と書かれています。
限られた言葉の中から、一つひとつの情景を想像しながら、物語を読み進めていく。
観劇を終えたあとに読む上演台本は、ただ想像するためのものではありません。
記憶をたどりながら、観劇の時間を思い出す時間でもあります。
心を動かされた場面。
俳優の声や息づかい。
劇場の匂い。
その場で身体ごと感じた感覚が、台詞や場面を追うごとに、少しずつよみがえってくる。
台本のように、あえて限られた情報だからこそ、自分の頭の中にだけ広がる世界があります。
そんな時間に、コーヒーが寄り添えないだろうか。
SKETCH Coffeeは、そんな想いから生まれました。
このコンセプトを一杯のコーヒーで表現するために、私たちは全国の焙煎所と対話を重ね、パートナーを探しました。
その中で出会ったのが、奈良県天理市にある「やまのべ焙煎所」です。
決め手になったのは、「香り」でした。
しっかりとした存在感がありながら、決して主張しすぎない。
袋を開封した瞬間に立ちのぼり、飲み終えたあとにも静かに残る香り。
その印象が、私たちが考える「余韻」にとてもよく似ていると感じました。
SKETCH Coffeeは、やまのべ焙煎所とともに、観劇後の時間に寄り添うオリジナルブレンドを開発しました。
使用している豆はブラジル、グアテマラ、エチオピア。
ブラジルのやわらかなコクを軸に、グアテマラの上品な甘み、エチオピアの華やかな香りを重ねたスペシャリティコーヒーです。
飲み応えがありながら、後味は軽やか。
ほのかなフルーティーさと、華やかな香りが、口の中に静かに残ります。
ポイントは、個性の強いエチオピアの配合です。
エチオピアの華やかさが強すぎれば、邪魔してしまうのですが、その適度なバランスが、その香りは印象に残りながら、そっと余韻を引き立ててくれる。
試作を重ねながらたどり着いたそのバランスが、観劇後に物語を思い返す時間に寄り添う、SKETCH Coffeeの味わいをつくっています。
コーヒーについて、たくさん語ってきましたが、
私たちがもっともお届けしたいのは、コーヒーそのものではなく、その先にある豊かな時間です。
コーヒーを淹れ、台本を開き、観劇したあの日の感覚をもう一度味わう。
SKETCH Coffeeを通じ、そんな「物語の後の、もう一幕。」を、お届けしたいと考えています。
ぜひ、観劇後にSKETCH Coffeeを手に取ってみてください。
TEXT 小宮山薫
ロゴに込めた想い
ひらいた本と、マグカップ。
ふたつを線で描き組み合わせたこのマークは、
物語に触れたあとのひとときを、
大切にしたいという思いから生まれました。
読み終えたページのそばに、いつもコーヒーがある。
その静かな時間こそ、SKETCH Coffeeが届けたい時間です。
SKETCH Coffee Afterglow Set
余韻を、まるごと持ち帰る。
上演台本、ドリップバッグ4包、コースター、リーフレットをひとつにまとめたセットです。
リーフレットには、SKETCH Coffeeが目指す「物語の後の、もう一幕。」という世界観を、イラストとコピーで綴っています。
コースターには、作品に合わせたオリジナルデザインをご用意しました。
価格3,500円(税込)


