2021.01.21MAGAGINE

「女王輪舞」座談会

ILLUMINUS人気シリーズ“女王ステ”、その第4弾となる「女王輪舞」が1月27日(水)〜31日まで六行会ホールにて上演される。約1年ぶりとなる本シリーズの新作の上演を目前に控えた出演者たちの座談会をお届けします。

 

──まずはお名前と役名をお願いいたします

生田:ジャック役の生田輝です。

長谷川:ジャック役の生田輝です。

千歳:アメリア役の千歳ゆうです。

栗生:エリザベート役の栗生みなです。

吉田:作・演出の吉田でーす。

 

 

──よろしくお願いいたします。

5人 よろしくお願いしまーす

昨年末に行われた顔合わせ。
白石まゆみさんのバースデーのお祝いもしました。感染症対策をバッチリして稽古に臨んでいます。

 

──顔合わせから約2週間、本格的に稽古が始まったのは年明けから、およそ1週間が経ちました。皆さん稽古場の雰囲気はどうでしょうか。千歳さんは昨日から参加で。
※千歳ゆうさんは数日前まで別舞台の本番に参加されていました。

千歳:そう、昨日からなんでちょっと、まだわかんないですけど、あのー、すごいみんな、……明るい感じしますね!
(一同笑い)

生田:うそっぺええなあ!笑

千歳:さわやかな空気で。

栗生:作品全然違うじゃん笑

 

(一同笑い)

 

 

 

──栗生さんは女王ステ皆勤賞ですので、それぞれの雰囲気も知ってると思いますが、稽古場の空気はどうですか?

栗生:前回、前々回から参加している古参組、プラス新しく参加してくれる人が混ざってどうなるのかなって、けっこう毎回心配になるんですよね。和気あいあいと新しい人が馴染めるのかなあって思ったりするんですけど、今回は、主軸がしっかりしてるもんだから全然心配にもならないし、楽しいです。

生田:えっ、スゴイ、主軸誰?

長谷川:(主軸を探すポーズ)

 

(一同爆笑)

 

 

 

──お二人ですよ

生田:すみません、そんなありがたいお言葉をいただいて。

長谷川:私はホントフワフワしてるだけで。

 

(一同爆笑)

 

生田:ウチらは逆にその女王ステをたどってきたメンバーが世界観というものを提示してくれて、ちゃんと役としてのベースができてるから、逆にすごく助かってるというか、やりやすい。

千歳:へ〜。

栗生:そこにゆうちゃん入ってるって。

千歳:えーわかんないわかんない。

 

(一同笑い)

 

生田:顔合わせの本読みの段階で役がめっちゃ完成されててびっくりしたよね。

栗生:ホントに!?

長谷川:そうなの! その日に初めて台本もらって読んでるのに、みんななんか役しっかりしてんな~って、フワッフワしながらずっといて、今もまだフワフワしてるんだけど。

栗生・千歳いやいやいや。

生田:そうそう、「メリル」というか、かすみちゃんだったもんただの。

長谷川:そうそうそう笑

 

(一同笑い)

 

生田:フワフワしたかすみちゃんだったもん笑

長谷川:漢字読めるかなー? くらいしか思ってなかったから笑

栗生:ウチらもそうだった、漢字読めるかなって。

 

 

生田輝(ジャック)

長谷川かすみ(メリル)

 

 

 

──さて、ストーリーの内容も伺いたいと思います。物語は切り裂きジャックが暗躍する19世紀のロンドンの一晩を舞台に繰り広げられるわけですが、まだまだ物語の輪郭しか見えてきません。メインビジュアルはタロットの「ホイールオブフォーチュンー運命の輪」がモチーフになっていたり、ほかにも気になるポイントはいっぱいあるんですが、何も知らない観客の皆さまはそこからフツフツと想像を膨らめ焦ることしかできません。ズバリお聞きします。『女王輪舞』は、どんなお話なんですか?

生田:これはどう?(吉田を伺って)最初に聞く? あとで聞く?

(一同笑い)

生田:完全に答えを知っている人がココに。

吉田:でも、先にちょっと聞いてみたい。どう思ってるの?

生田:『(吉田のマネをしながら)全然違うよ~!』

吉田:ないない、そんなこと言わない笑

生田:『 読み込み浅い浅い!』

(一同笑い)

千歳:うわーこわいなー笑

 

 

──どうです皆さん?

長谷川:「一夜」をキーワードにもらうと、すっごく大変な一夜です。

(一同笑い)

生田: たしかにねえ

長谷川:すごい、一夜の出来事じゃないくらいのことがアレコレあって、メリルは大変です。

千歳:うんうんうん。

長谷川:以上!

(一同笑い)

栗生:メリルと、ハリエットも大変。

生田: 大変だね~、彼女もね、まじめに生きてきたのにねえ笑

栗生:ハリエットとメリル以外のほかの人も秘密とか隠してることとか、企んでることがあるから、この二人(メリル・ハリエット)が結構キーなのかなって、お客さん目線で見れるのかなって。

ほか三人 たしかに~。

生田: 唯一まともだ。

栗生:そうそうそう。

生田: あとはみんなまともじゃない人しかいない笑

栗生:そうなんだよね笑

長谷川:そうだね!笑

生田: あ、でもダネルもまともか。

長谷川:アイラもまともよ?

生田: あ、そうか。

栗生:でもダネルも秘密あるよ。

千歳:アイラもね秘密はあるよ。

長谷川: 隠してるけど、でも。悲しい秘め事ですよね。

 

 

──そうですね悲しい秘め事が

生田: そう思うと確かにね、私たち(ジャック・メリル)はね、秘密はなさそうね。

長谷川: ふふふふ。……フワッフワして。

(一同爆笑)

生田: それかすみちゃんでしょー笑、メリルじゃなくてかすみちゃん。

長谷川: いや! ……そうねえ。

(一同笑い)

栗生: ちょっとずつ解決していくからねメリルは。

千歳:そうですね。

栗生: ハリエットはもう最後までわからない。

吉田: あーたしかに。

栗生: そう、ハリエット結構好きだから。

生田: ハリエット、脳みそついていけてんのかな。

吉田: はははは。

栗生: ぜんぜんわからない笑

千歳:たしかにね。

生田: 隠し事だったり、ちょっとした嘘だったり、なんかこう、みんながちょっとずつ秘めてることが、ドンドン明かされていく感じを楽しんでもらいたいよね。

長谷川:うんうん。

生田: あれはなるほどこうだったんだ、ああだったんだっていう、謎解きを一緒に観ているような気持になったりするのかな。
全員 うんうん。

 

 

「女王輪舞」メインビジュアル。
タロットの「ホイールオブフォーチュンー運命の輪」がモチーフになっている。

 

 

──エリザベートとアメリアはシリーズ全作に登場しておりますが、今回の「女王輪舞」ではどうお二人(ジャック・メリル)に関わっていくんですか?

栗生:基本関わらないんですよ。

(一同笑い)

長谷川:ホントに私、栗生ちゃんと一緒にお芝居できる、と思って楽しみにしてたのに、マジ一言くらい、一言しか!笑

栗生: 「名前は?」

長谷川: 「あ、メリルです~」

栗生: 「違う違う違う」

千歳: 「違う違う」って否定されちゃう笑

長谷川: ホントにめっちゃ楽しみにしてたのに~。

栗生: 前回、

長谷川: そう、別作品で

栗生: 共演した時も同じ稽古場だったの。

長谷川: ダブルキャストで同じ役をやって。

千歳: へ〜。

長谷川: だから一緒にお芝居はしたことがない、ずっとしたいと思ってて。

栗生:長谷川 ……、吉田さーん!!笑

(一同笑い)

 

 

──吉田さん、セリフを足さなきゃ、シーンを足さなきゃ

吉田: ややこしい! ややこしい! この二人が出会っちゃうとややこしい!

生田: でも、たしかに私もこの二人と会話しないわ。

長谷川: で、最後までなんの人かわかってないのよ、メリル的には。

栗生: あそっか!笑

長谷川: メリル目線だと、なんの人かわからないけど、急に名前を聞かれる、だから「メリルです」って言っちゃうっていう。

(一同笑い)

栗生: あれです、関わらないけど、言葉で人間を動かすっていうことができる人たちだから。

千歳: わたしたちはそう。

栗生: だから傍観者よね。

千歳: はい、超越してる。

生田: こっちが主軸ストーリーだとしたら、そっちで裏のストーリーがずっと続いてって、これが最後にヒュッっと一個になる感じが気持ちいなって、推理的に。

栗生: だから結構ハリエットとからむのよね。

生田: ハリエットとも会わないからなわたし、てか会わない人多いよ。

栗生: そっか。

長谷川: 最初は? 最初のさ、「切り裂きジャックだ!」の時はいるよ?

生田: 会うって言うあれ!?笑 あれを会うとカウントする!?

(一同笑い)

長谷川: 遭遇、遭遇する。

生田: たまたまいただけじゃん笑

 

 

──吉田さんからも、どんな話なんですか? どういう期待をしたらいいですかね、観客は

吉田: 今言ってくれた「大変な一夜」っていうのが、ホントに一言で言い表すと。

生田: テーマっていうのは私たちも聞きたい。

吉田: テーマは、あんまり言っちゃうとあれなんですけど、精神疾患を抱えた子が、現実なのか夢なのかわからない一夜を過ごすお話です。一言で言うなら。

 

<<<一言では語りつくせない吉田さんのさらなる作品への想いはオフィシャルパンフレットに掲載!!>>>

 

──女王ステといえば歌とダンスが盛りだくさんで、今回はさらにアクションシーンも迫力あるものになっていると思うのですが、好きな歌とか、振付とか、ここのアクションをぜひ、という箇所はありますか? ジャックは奇術師、というステータスがありますよね。

生田: そうですね、奇術師のわりに結構肉弾戦をしてる。

(一同笑い)

生田: 急にステッキ出てきたりね、そういうところはオシャレに頑張って、そういう風に見せたいなとは思いながら、どうしようかなあって。

(一同笑い)

生田: 急になんか出す、っていうね、そういう感じで奇術師っぽいところを出していけたらなと思います。

 

 

──奇術みたいな演出も?

吉田: うーん、そういうシーンも、一応。

生田: 本番までに花くらい出せるようにしましょうか。

吉田: おお、いい。

長谷川: ハト、ハトがいいんじゃない?

生田: はと!? 劇場に確認しなきゃなあ、動物出していいですかって笑

吉田: (長谷川に)鳥飼ってるから!

生田: 貸してくれる!? いい!?

長谷川: いいよいいよ!

生田: ちょっと練習のために持って帰っていい!?

長谷川: ちょっと「ピッピッピ」って鳴いちゃうかもしれないけど!笑

(一同笑い)

生田: じゃあウサギも出しちゃおう!

長谷川: ウサギ、ウサギはちょっと逃げちゃうかも!?

生田: あああ逃げちゃうか!?ダメかあ!

 

 

──この二人はどんどん盛り上がっていきますね笑

栗生: 稽古場でもずっとしゃべってるんだよね、楽しくて。笑

 

 

──エリザベート、アメリアは見どころはどうですか?

栗生: 今回は……、初めて〇たれる。(ネタバレにつき伏せ字!)

──おお

栗生: だからそこが一番、一番の見どころです。

生田: 強者のセリフ。

長谷川: いままで一度もないですか?

栗生: 一度もない。

千歳:わたしは、ある。

栗生: あなたは、そうね。

(一同笑い)

長谷川: でもあれか、〇〇とか出てきちゃったから。

栗生: そう、そうなの、だから〇たれるシーンがあるんですけど、そこをどうしてやろうかっていうのを、最後まで考えて。

吉田: ふふふ。

栗生: わたし〇たれる側の方が好きでめちゃくちゃ!

(一同笑い)

栗生: 〇たれる側の方が好きだから、ああもう、そこ、ああもっと稽古したいってなります。

吉田: あはははは。

栗生: 「早く、早く、〇って!〇って!」って。

(一同爆笑)

千歳:アメリアは意外とねえ。

 

 

──アメリアを盾にしたりしますもんね

栗生: ああそうですね、「行ってこーい」って。

千歳:私が「行きまーす」って笑。でも楽しみですね、いつもダンスの中に殺陣が剣舞のように入ってたりするんですけど。

栗生: ああそうだね。

千歳:でも今回殺陣がけっこうガッツリ、アクション! って感じだから、そこはちょっと楽しみですね。

生田: まだ稽古してないあそこが楽しみです、大殺陣みたいなところ。

千歳:ああ楽しみ! 絶対キレイに、カッコよくなると思うんだよなあ。

 

 

 

栗生みな(エリザベート)

千歳ゆう(アメリア)

 

 

──では最後に、それぞれメッセージをお願いします。

栗生:この“女王ステ”シリーズはどんどんどんどん上質になっていくなと肌で感じておりまして、今回も観てくださる方には感謝をしながら一つずつつくっています。新しい人が入ってきて、古参の人もいて、また新しい空気が生まれて、今回だけしか作れないものになってると思います。お客様の心情で見るからどんな捉え方になるかわからないけれど、この作品で「人間って醜いんだな」っていう結論だけじゃなくて、「醜いところもあるけれど、それでもやっぱり生きていかなきゃならない」とか「近くにいる人を大切にしなきゃならない」というところもすごく感じる作品だと思うので、自分の生活と重ねていただいて、「頑張ろう」って、この演劇で思ってくださったら、私は嬉しい、と思います。

千歳:純粋に今のこの状況で舞台を気にかけてくれるということがまずすごく嬉しいし、だから観に来てよかったなって思える舞台になってたらいいなって思います。殺陣も歌もダンスも華やかな感じになると思うから、話はちょっとダークな部分もあるけど、観てて「わあっ!」ってなってくれたら一番かなと思います。……今後ともよろしくお願いいたします。

(年始の挨拶のようになって、一同笑い)

長谷川:ゆうちゃんも言ってくれた通り、純粋に楽しんでくれたらいいなあって思いますね。この作品の中でメリルは一生懸命生きていて、どんなことがあってもどんなに貧しくても、一生懸命生きてるし、大変なことがあったら現実逃避しちゃってるけど、でも生きてます。だから、今のご時世的に大変だと思うけど、生きてりゃなんとかなると思うので、力になれたらいいなと思います。うまくまとめられないんですけど、……一生懸命生きましょう! 楽しんでくれたらうれしいです! 今後ともよろしくお願いいたします!

生田:シメ一緒かーい笑

(一同笑い)

生田:衣裳も華やかですし、私も個人的に大好きな19世紀ロンドンという世界観で、その世界に生きられるということを役者としてはまず楽しみたいです。あとは殺陣ダンス歌も盛り沢山のエンタメをぜひ楽しんでもらいたいなと思います。私個人、ジャックとしての大きなテーマに「愛」というものを持っているので、その愛を表現して、観てくださってる方がこの時代に、人を愛する、誰か大事な人を大切にする、っていうことを改めて考えるきっかけに、なればいいなと思います。皆さん、ぜひこの作品を愛して、楽しんでいただけたら嬉しいです。

吉田:見ていただいてありがとうございます。シリーズ4作目ですが、初めて見る人も楽しめるものになってます。このご時世ですが、やりたいことを無理やり詰め込みました! キャストもみんな集中して頑張ってくれてるので、きっといい作品になると思います。楽しんでいただけたら幸いです。

 

 

──皆さん、ありがとうございました!

5人 ありがとうございました!

聞き手:佐野木雄太

お忙しい稽古のさなか、皆様ありがとうございました!
観劇前にはお見せできない、ネタバレ満載の秘密のトークは販売パンフレットに掲載!
是非ご購入のうえ、合わせてお楽しみください!

 

 

舞台「女王輪舞」公演概要

舞台「女王輪舞」
期間: 2021年1月27日(水) 〜1月31日(日)
作・演出:吉田武寛
会場:六行会ホール(〒140-0001 東京都品川区北品川2丁目32−3)

▶︎上演タイムテーブル
1月27日(水)19:00
1月28日(木)19:00
1月29日(金)14:00/19:00
1月30日(土)13:00/18:00
1月31日(日)12:00/16:00

▶︎公式HP

https://www.jouou-rinbu.net/

▶︎公式ツイッター
https://twitter.com/AKANOJOHOU

▶︎チケット販売ページ
https://t.livepocket.jp/t/jouou-rinbu

▶︎キャスト

生田輝
長谷川かすみ

星守紗凪
白石まゆみ
岡田彩花

日和ゆず
植野祐美
本条万里子
新田湖子
内藤 穂之香

千歳ゆう
天音みほ

栗生みな

≪サーヴァント≫
後藤楓
白鳥杏奈
中村未菜実
MAO

▶︎スタッフ
作・演出:吉田武寛
舞台監督:丸山直己
美術:吉田竜一
照明:高橋文章
音響:宮崎裕之
衣装:後藤みなみ
劇伴音楽:hoto-D
武器製作:矢花イサハル

殺陣振付:南武杏輔
ダンス振付:野村奈々
歌唱指導:歌月
演出助手:長谷川雅也
殺陣SEオペレーター:神代よしき
稽古場制作・衣裳管理:関口美幸

宣伝ヘアメイク:松前詠美子
宣伝カメラマン:鶴田健吾
制作:佐野木雄太
キービジュアルデザイン:Yoshimi Enatsu

プロデューサー:小宮山薫

▶︎協力(五十音順)
オッドエンタテインメント クィーンズアベニュー ケンサンエンターテイメント
サードゲートエージェンシー 松竹芸能 ZETT ディアステージ
プラチナムプロダクション ラクシス エンターテインメント YTJプロ
蛇ノ目企画 studio Kite BMG predawn MATE-REAL LIPS*S

企画・製作 ILLUMINUS